室内にも気にしてほしいコーキングNo2

前回は、水回りでコーキングが必要な所を紹介しました。


今回はそれ以外の所です。



・各部屋の壁の入隅や天井と壁の取り合い

各部屋の入隅部分の口が開いてしまうと、
隙間風が入ってくるので良くありません。


コーキングを行う事で、シャットアウトする事が出来ます。


隙間が狭いので、地震等で大きな力がかかってしまうと、
切れてしまう恐れがあります。




・建具枠と壁との取り合い

建具枠と壁との取り合いも隙間が出来やすいので、
コーキングで埋めて隙間を無くしましょう。




内部のコーキングの劣化を早めない為には、湿気を発生させない事です。


特に洗面所や浴室は湿気が多くなりがちなので、
コーコングが劣化しやすくなってしまいます。


こまめに換気をするようにし、
コーキングの劣化を避けるようにすると良いでしょう。


また、紫外線もコーキングの劣化をさせてしまいます。


各室に紫外線を与えないようにするのも、1つの方法です。


フィルムなどを窓ガラスに張って紫外線を
シャットアウトさせるなど、
コーキングが劣化しないようにすると、
建物の寿命を長くさせる事が出来ます。



コーキングのメンテナンスは、
素人さんでも簡単に出来る様に思えるのか、
DIYでされる方も多いようです。


コーキングで大事なのは、2面接着で均等な厚みの
コーキングを作る事です。


意外と簡単に聞こえますが、物凄く技術の要る事ですので
決して簡単ではありません。


DIYで行って均一なコーキングの厚みが作れず。
たった数年で切れてしまう事はよくあります。


その為、素人さんがメンテナンスを行っている
室内コーキング部分は劣化が激しく、
知らず知らずのうちに建物に大きな
負担を与えている場合があります。


コーキングの幅は広くても施工が難しいですが、
室内のような細い幅の施工もとても難しいです。


室内のコーキングは、プロの防水屋さんに
行ってもらう事をオススメします。
私が防水工事をしてくれる業者を探すときには、
まずはインターネットで色々情報を探します。

実際の防水工事の見積もりが掲載されたサイトがありますので
参考になるかと思います。
>>防水工事

コーキング材の種類と用途NO2

前回は、アクリル系コーキング、ウレタン系コーキング、
ポリウレタン系について書きました。


コーキング財の種類と用途の続きです。



・シリコン系シーリング
マイナス40℃から150℃までの耐熱性があり、
耐候性にも非常に優れたコーキングです。


その為、外部のコーキングにとても適しております。
特に、変性シリコンは柔軟性が非常に高いので、
ムーブメントの大きい金属類に使う事も出来ます。


窒素系サイディング、木材、アルミ、金属、ALC、
石、タイル、モルタル、コンクリート、ガラス、
陶磁器、プラスチック等の幅広い材料に適したコーキングです。




・油性系コーキング
コーキングの表面のみ硬化するコーキングであり、内部は全く硬化しません。


防水層のジョイント、金属、アルミ、石、コンクリート




・ポリサルファイド系コーキング
シリコンコーキングのように耐熱性や耐候性が非常に
高いコーキングですので、外部での使用に適しております。


ゴミやホコリなどの汚れが付き難い性質があり、
綺麗なコーキング表面を維持させる事が出来ます。


柔軟性に乏しいので、金属類等のムーブメントの大きいものには適しません。
ガラス等に、とても適しております。




このように、コーキングと一口に言っても沢山の種類があり、
部材や部位により適した材料があります。


適したコーキング材を打たなければ、
コーキングとしての効力を発揮してくれません。


その為、コーキングの選定は大きなカギとなります。


プロは慣れているので、このような選定を間違える事はありません。


しかし、DIYで行う場合は、これらの知識を確実に
網羅していなければ、適した材料の選定は出来ません。


DIYで行う場合は、必ず適したコーキング材料を
選定して施工するようにしましょう。


自信がない場合は、プロにお任せしてコーキングをしてもらいましょう。


コーキングの難しい納まりなどを考えると、
素人が安易に行う事はオススメ出来ません。


正しいコーキング材料の選定で、コーキングの力を最大限にしましょう。


コーキング材の種類と用途NO1

コーキング材の形態は、2つの種類がございます。


最初から1つにまとまっている1成分系のコーキングと、
施工前に合わせて撹拌して使う2成分系のコーキングがあります。


1成分系はホームセンター等でも売っている、
カートリッジ式の物です。


2成分系はホームセンターには売っておらず、
専門のルートから手に入れないと行けない専門的なコーキングとなります。


耐久性は、1成分系よりも2成分系の方が高いです。


その為、建築で外部で使われるコーキングは、
2成分系を採用する事が多いです。


コーキング材は、打つ部位や素材の種類に適した
コーキング材を打たなくてはコーキングとしての機能を発揮しません。


コーキングの材料の種類別に、適した部位をまとめてみました。




・アクリル系コーキング
湿った下地にも使う事が出来る、コーキングの中でも特殊な材料です。


しかし、耐久性が低いのが難点です。
ALC、金属、モルタル等に適しております。




・ウレタン系コーキング
硬化後に、ゴムの様な弾力性の高い性質になるコーキングです。


耐久性は、コーキングの中で1番です。
しかし、紫外線に弱いのが大きな難点です。
その為に、必ずその上に塗装を行います。


コンクリート、ALC、石、スレート、木材、金属等に適しています。




・ポリウレタン系
汚れにくいコーキングであり、外部にとても適しております。


耐熱性や耐候性が劣るので、外部での使用にて適していません。
内部シーリングに適した、材料です。


次回は、シリコン系シーリング、油性系コーキング、
ポリサルファイド系コーキングについて書きます。

コーキングの必要性NO2

前回のコーキングの必要性についての続きです!



モルタル壁等、明らかに平らで出来る外壁です。
3m程間隔に誘発目地を設けて、コーキング充填を行います。


見た目はモルタル壁がブロックの様に分かれてしまいうので、
カッコ悪いと思う方もいると思います。


しかし、誘発目地は建物の寿命を高める為には必要な施工と言えます。


昔のモルタル壁には、誘発目地がありませんでした。


力を逃がす部分が全く無かったので、
サッシの四隅等にクラックが入っている事が当たり前でした。


モルタル外壁も、誘発目地を設けてコーキングを充填する事で、
ヒビが入らないモルタル壁にする事が出来ます。


また、もう1箇所、ゴム系の材料ゆえに、
役立ってくれる場所があります。


それは、内壁の壁紙を張った後の入隅にコーキングを充填する事です。


内壁の四隅は地震等の様々な動きにより、
すぐに開いてしまいます。


その度に、壁紙が開いて見えてしまうので、
カッコ悪く隙間風も生じてしまいます。


入隅が開くと言っても数ミリの話ですので、
ここに設けるのがコーキングです。


よく壁紙屋さんが仕上げに充填するのですが、
このコーキングのおかげで少しの動きがあっても
隙間を作らず快適な内壁で居続ける事が出来ます。


ボンドコークという材料ですが、内壁の壁紙を張っている部分には
必要不可欠な材料ですので、
隙間が空いたら壁紙屋さんに充填してもらうと良いでしょう。


入隅に隙間が空くのは壁紙屋さんの施工不良ではなく、
建物自体の動きですので、勘違いしないようにしましょう。


このように、コーキングは物理的に役に立つ部分が非常に多い、
無くてはならない材料です。


建物への必要性は多いにありますので、
効果的に活用して建物の耐久性を高めるようにしましょう。


コーキングの使い方次第で、
建物を50年も100年も使う事が可能になります。

コーキングの必要性NO1

外壁のジョイント部分に施工するコーキングですが、
何の為に必要なのかと思われる方も多いようです。


実は、コーキングというのは想像以上の効果を
建物に発揮してくれております。


あまり活躍が目立ちませんが、
密かに縁の下の力持ちのような役目を担っている、
とても大事な存在です。


最近の建物には、見ない建物は無くなったのではないでしょうか。
外壁のジョイント部分にコーキングを設ける事は、
建物の構造上とても大事な役目を担っております。


コーキングを設ける事で、建物の緩衝を受ける事が出来ます。
体に例えると、軟骨のような存在です。


コーキングは伸び縮みする伸縮性があるので、
地震などの揺れによりほかの重要な部分に影響を与えず、
コーキング部分に全て力を逃がす事が可能となります。


外壁で例を取ると、コーキングを設ける事でワーキングジョイントとなり、
外壁自体にヒビを作る事を防ぐ事が出来ます。


建物に柔軟性を作る為には、とても必要な役目を担っております。


柔軟性を作る事で外壁などにヒビを作らなく済むので、
防水性を高める事が出来ます。


コーキング自体に防水性がありますが、
他の部位に水が浸入する原因を作らなくさせる事が出来るので、
そういう意味からも防水性が高いと言えます。


コーキングを設けるという事は、
建物の寿命を高める事が出来る大事な物なのです。


その為、サイディングやALC等目地を設けなければ
治まらない材料じゃなくても、
わざわざ目地を作ってコーキング施工を行う事で、
建物の緩衝性を高める事を行います。


それは、モルタル壁等、明らかに平らで出来る外壁です。
次回はモルタル壁等について書きます。

サイディングのコーキング劣化が割と早く進む理由NO2

サイディングの場合は10年程で、
前回お話した様な状態になってしまいます。


他の外壁材のコーキングよりも寿命が短いですが、
コーキン自体の厚みなどの大きさが全く違うので
新築の際のコーキングの費用も全く違います。


他の外壁材のコーキング施工よりサイディングの
コーキングは安価ですので、寿命が早いのは仕方のない事と言えます。


劣化が進んだ状態のコーキングは、
早めに打ち直しを行いましょう。


この際、既存のコーキングの上に打ち増しを行うなんて事は、
絶対にしてはいけません。


打ち増しで大丈夫等という口車で、
工事を請負おうとする業者も居ます。


このような業者は、単純に工事を請け負いたいだけの業者ですので、
絶対に頼まないようにしましょう。


防水は建物にとても大事な事ですので、
安易に適当な工事をしたら建物がダメになってしまいます。


防水は、丁寧に手厚い補修やメンテナンスを
行わなければなりませんので、確実性が必要となります。


外壁のコーキングをリフォームする場合は、
足場や高所作業車が無いと施工が出来ません。


その為、目に見えない仮設の費用が大きくかかってしまいます。


しかし、はしごで外壁の全てのコーキングを
万度に行う事はあり得ないので、絶対に避けなければいけません。


仮設に大きなお金がかかってしまうので、
外壁工事や屋根工事等を一緒に行うと、
仮設費用を節約させる事が出来ますので、オススメです。

サイディングのコーキング劣化が割と早く進む理由NO1

サイディングは、厚み14㎜以上に板材です。


サイディングのコーキングは、ALC板やコンクリート壁等の
コーキングより寿命が短いと思った事ありませんが。


こんなに寿命が短いなんて、手抜き工事でもされたのかしら、
と思うかもしれませんが、サイディングのコーキングの
寿命が短いのには確かな理由があります。


それは、他の外壁材のコーキングと比べると、
サイディングのコーキングは厚みが非常に薄いという事です。


サイディングの厚みにより違いますが、
おおよそ10㎜程度の厚みが一般的なので、
コーキングとしては薄い種類となります。


その為、早く破断してしまい傷み出してしまいます。


年数ごとのサイディングのコーキングの劣化状態は、
このような状態が一般的です。



①6~10年程度
コーキングに、細かいヒビが入っていきます。


この場合、表面にうっすらヒビが入っているだけですので、
防水上の心配はありません。



②10年程度
コーキングと外壁材との取り合いに隙間が生じてきて、
コーキング自体が明らかに切れている状態。


コーキングとしての役割をなしていないので、
打ち直ししなければならない。



③10年以降
コーキングの溝の中でコーキングがヨレだし、
コーキングが剥がれ落ちてくる事もあります。


コーキングとしては致命傷な状態であり、
建物の内部にまで影響を与えている可能性があります。


ただちに、打ち直しを行わなければならない。



サイディングの場合は10年程で、このような状態になってしまいます。


次回はそんな時どうしたらよいかを書きます。


コーキングは3面接着してはいけない理由NO2

さて、コーキングを3面接着してはいけない理由の続きです。


問題は、数年後です。


コーキングの劣化が早く、早いお宅で3年で劣化した
なんていうパターンもあります。


コーキングには3面接着がいかにダメなのか、
これで理解できると思います。


そう考えると、安易なコーキング施工というのは
全く意味がない事も解ると思います。


特に外壁のコーキングは高さもありますので、
安全性も考えるとプロにお任せするのが1番です。


適したコーキング下地により、精度の高いコーキングに
仕上げる事が出来ますので、
最低10年はコーキングを持たせる事が出来ます。


安易に考えてDIYでコーキングを行っている方は非常に多いですが、
結果短期間でのリフォームとなり工費がかさんでしまっています。


リフォームはお安い金額ではありませんので、
余計なお金をかけない為にもプロにお任せする事をオススメします。

コーキングは3面接着してはいけない理由NO1

コーキングは、3面接着してはいけません。


コーキングの溝は左右と底の3つの面がありますが、
底の1面に接着させない施工方法が鉄則となっております。


DIYでコーキングを行うとそれが出来ず、
短い期間でコーキングを劣化させてしまう事があります。


3面接着は、何故ダメなのでしょうか。


目地底に接着して3面接着になってしまうと、
コーキング材が本来行わなければいけない作用の
伸縮性を発揮する事が出来ません。


3面接着で動きが鈍くなってしまい、
コーキング材の膨張や伸びないコーキングになってしまい、
大きな負担がかかりヒビや破損の原因となってしまいます。


サイディング等の既製の外壁材には、
あらかじめ目地底にボンドブレーカーという
特殊なフィルムが張り付けてあります。


これは、目地底にコーキングが付着しないよう
3面接着防止の為に取り付いています。


コーキングのリフォームの際に既存のコーキングを撤去した際、
ボンドブレーカーも一緒に取り除かれてしまう事があります。


この際、プロは新規でボンドブレーカーを入れます。


しかし、素人さんはボンドブレーカーの意味を解っていないので、
ボンドブレーカーが無くなってしまった目地底そのままの上に
コーキング充填を行ってしまいます。


結果的に3面接着となり、コーキングの作用を発揮する
事が出来なくなってしまいます。


3面接着であっても、仕上がったばかりの表面は綺麗ですので、
何の違和感もありません。


問題は数年後です。
次回は数年後どうなるかについて。

コーキングを塗布する際のプライマーとはNO2

前回の続きです!


プライマーの塗布後にオープンタイムを経過した後に
コーキング充填をしますが、プライマーを塗布してから
長く放置してしまう事もあります。


この場合は、8時間以内にしなければならないと定められています。
プライマーを塗布した翌日にコーキング充填というのは、
プライマー塗布後の有効時間を考えると有り得ないという事になります。


プライマーは、製造年月日より6ヶ月以内と言われています。
最近のプライマーは12カ月以内であってもOK
という物も出始めたので、チェックしてみると良いでしょう。


このような有効期間を過ぎたプライマーを使ってしまう
業者もありますので、注意しなければなりません。


プライマーと言えば外部のコーキングを想像すると思いますが、
内部の特に水廻りに施工するコーキングは、
密着度を増す為にプライマーを塗布する事をオススメします。


内部のコーキングは1液性のカードリッジの
コーキングを使う事が多いですが、
湿気が多い部分はコーキングの寿命が低いので、
プライマーで強度を増す事はとても大事となります。


DIYでコーキング施工を行う場合、
コーキング自体の充填にばかり目が行き、
それ以外の工程がおろそかになってしまいがちです。


コーキングはしっかり密着して精度を上げる為に、
プライマー等の下地処理をきちんと行います。


行わなければ、精度の高いコーキングは出来上がりません。
DIYのコーキング施工の品質が低いのは、
このような下処理をおろそかにしているからです。


もちろんDIYでプライマー塗布は出来ますが、
プライマーにも塗布の仕方があります。


塗布の仕方が良く無ければ、
コーキングの精度が下がってしまいます。


コーキングはとても大事な部位ですので、
やはりプロのコーキング屋さんに施工を
行ってもらう事をオススメします。

コーキングを塗布する際のプライマーとはNO1

コーキング施工を行う前に必ず使わなければ
いけない材料が、プライマーです。


DIYでコーキングをされる方は、プライマーの意味を
全く知らずに省略してしまう方も多いようです。


しかし、プロが必ず行うプライマーの工程は、
大きな意味があるから行っております。


プライマーとはどのような物なのか、ご紹介します。


プライマーは、コーキングの密着性を高める為に塗布する材料です。


接着剤のような役割を担っており、塗布しなければ
コーキングの接着度を弱めてしまいます。


コーキングの各メーカーから販売されており、
コーキングの材料に適したプライマーを使います。


違ったコーキングへ適したプライマーを使うと、
プライマー自体の効果を発揮する事が出来なくなってしまうので、
注意しましょう。


1つの面2つ以上の種類のコーキングを使う場合、
プライマーは2種類を使う事となります。


面倒だからと1種類のみを塗布してしまっては、
効果を発揮出来ません。


ホルムアルデヒド放散等級に該当している材料と、
該当していない材料とがあります。


外部で使うプライマーであっても、
ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆に該当している物を
選定しましょう。


プライマーのタイプは1液性であり、
色は淡黄色の透明です。


コーキングを行う部位に、
清掃等を行った後に刷毛を用いて塗布します。


しっかり塗布した後、オープンタイム以上放置をします。


温度によりオープンタイムは異なり、
5℃で60分、23℃で30分以上、30℃で20分以上となっております。


施工温度によりオープンタイムが違いますので、注意しましょう。


続きは次回に!